
今回のテーマは、「血管炎」でした。
「血管炎」と言われても、どのような病気なのか分かりにくいかと思います🤔
その名前の通り、「血管」に「炎症」が起きている病気です。
症状としては、「紫斑」と呼ばれる、紫色の点々とした小さな内出血が現れることがあります。血管炎にはさまざまな種類があり、皮膚だけの病気の場合もあれば、全身の臓器に影響する病気が隠れていることもあります。

日本皮膚科学会HPより引用
紫斑を見ると、皮膚科医は、「これは血管炎でよいのか?」「もし血管炎なら、どのタイプなのか?」「どの検査が必要なのか?」
など、頭の中をフル回転させながら診療しています🌀
一方で、紫斑には一時的なものも多くあります。
(有名なものでは「火だこ」です。ストーブなどの熱に長時間あたることで、下肢に網目状の赤紫色の皮疹が現れることがあります。)
そのため、初診ですべてが分かるとは限りません。皮疹の変化や全身症状の有無を確認しながら、必要に応じて血液検査や皮膚生検などを行い、診断を進めていきます。
「まずは経過をみる」ということも、大切な診療の一つです。
患者さんにとって不安な時間かもしれませんが、病気を正しく見極め、必要な治療につなげるためにも、経過を追って診察することを大切にしていきたいと改めて思いました。
ご不安なことがあれば、お気軽に当院にご相談ください🙂